「体脂肪が落ちたのに、太もも前側だけ太いまま…」のときの原因とオススメの対処法

姿勢改善&エクササイズ
古庄
古庄

こんにちは!
パーソナルトレーナーの古庄光祐です。

さて。

体重、体脂肪が減っていき、
見た目に出やすいお腹も凹んで、
スッキリと体も軽くなっていくけど、
残ってしまった筋肉質な太い太もも…。

筋トレなどで代謝を高めて脂肪は落ちる
けど、太ももだけ痩せないのはなぜでしょうか?

実は、私も本格的にボディメイクと出会う前までは、筋トレしても太ももの前側が細くならず、スキニーデニムが似合わない脚のままで困っていました。

でも、今回お伝えする仕組みとリセット法をしり、行ってみたら見事に改善!

その改善経験や、私のパーソナルジムのクライアントさんのデータなどを元に、今回は「体脂肪が落ちたのに、太もも前側だけ太いまま…」のときの原因とオススメの対処法についてお伝えします。

太ももの前側を細くするオススメのエクササイズ

①→②→③の流れで行うと効果的です。

①骨盤まわりの筋肉をゆるめて、骨盤前傾をリセットするエクササイズ

②骨盤前傾をリセットするエクササイズ

③骨盤前傾をリセットするエクササイズ

体脂肪が落ちても、太ももの前側だけが痩せない原因

それは、筋肉で太ももの前側が太くなってるからです。

そもそも、太ももの前側が太くなる仕組みは3つ

1:脂肪で太くなる

2:筋肉で太くなる

3:脂肪と筋肉で太くなる
(筋肉に上に脂肪がのっているので、1と間違えやすい)

1の脂肪で太くなっている場合は、筋トレと食事管理や有酸素運動の王道ダイエットで代謝を上げて「脂肪を落としたい」目的のときは、ちゃんと痩せます。

でも、太ももトレーニングをがんばっても、体脂肪が落ちても太ももの前側が痩せない人のほとんどが、「2と3」の仕組みの場合。

もっというと、太ももが痩せない方の約70%は「筋肉太り」パターン原因です。

どうして、太ももの前側だけに筋肉がついてしまうの?

その最大の理由の1つが「骨盤が前に傾いてる」からです。

普段の姿勢や体の使い方などで骨盤が前に傾くと、同時にネジを反時計回りに回すように股関節の骨が「内側にねじれて」バランスを保とうとします。

そもそも、下半身は上半身の重さや負荷を支える仕組みになっています。

↑の右側の写真のように、股関節が内側にねじれると、自動的に上半身からかかる体重や重力の負荷を「太ももの前側の筋肉メインで」で支えるようになるので、結果的に「太ももの前側の筋肉ばかりに負荷がかかる」ようになり、太ももの前側が太くなってしまいます。

これが、体脂肪が落ちても太ももが細くならない仕組みです。

太ももの前側を細くしたいときの必要なことは?

太ももの前側痩せで必要なことは「骨盤を整える」ことです。
もっというと、「前傾に傾いてる骨盤を整える」ことです。

そもそも、骨盤が前側に傾いているとき、
太ももの前側の筋肉は「縮みながら緊張」しています。

筋肉は縮むと、力が入った力こぶのように緊張し
太ももの前側は持続的に太くなってしまいます。

姿勢の癖や運動歴等で骨盤が前傾に定着してしまうのですが、歩いてる時はもちろん、立ってるだけでも太ももが刺激され続けるので、筋トレしていなくても筋トレしている状態になります。

なので、太ももの前側を細くしたいときは、「太ももの前側の筋肉を鍛える」ではなく「骨盤の前傾をリセットする」ことが、解決の近道です。

私のクライアントさんのように、骨盤の傾きを改善して、本来の地面に対して垂直に整えると、必要以上に使いすぎ鍛えすぎた太ももの前側の筋肉は細くなるので、サイズもほっそりしていきます

私は、骨盤前傾タイプ?セルフ診断チェック


●骨盤前傾タイプさんの特徴

・前屈して手が床につく
・太ももの前側がパンパン
・足トレしても太ももが細くならない
・体脂肪が落ちても、太ももだけ痩せない
・くびれはあるがお腹全体がポッコリでやすい
・反り腰
・仰向くで寝るとき腰が痛い

もし、当てはまっていたら骨盤前傾タイプの可能性あり・・・

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まとめ

太ももの前側が細くならない原因は、筋肉の衰えではなく骨盤のゆがみです

この原因を理解し、適切な対策を取ることで、太ももの前側の太さを改善することができます。

【補足】太ももの前側を細くするときの食事で大切な1つのこと

太ももの前側を細くするときに、筋肉の上に脂肪がある場合もあるので、そういうときは食事管理も大事です。

その時の食事で行わない方がいい1つあります。
それは、「摂取カロリー」を減らして、消費カロリーを稼ぐことです。

つまり、極端なカロリー制限や食事の量と回数を減らすダイエットをすることです

もうこれは本当にやめてくださいね。
もうこれは、お願いです。

その理由は、基礎代謝量の摂取カロリーをとらないと基礎代謝が下がり痩せにくくなるからです。

そもそも、人の体には「ホメオスタシス」という「体内の環境をキープしようとする」機能が備わつています。

基礎代謝が下がると、この機能のスイッチがONに変わり、これ以上痩せると生命維持できないと判断し、エネルギー消費&脂肪を燃やさない「省エネ体質」に変わてしまうのです。

リバウンドしてしまう方は、このパターンが90%で、こうならないためにも基礎代謝量の分の摂取カロリーは必要になりますので、食べないダイエットは、やめてくださいね。

カロリーについては詳しくはこちら